いちばん好きなイタリアン Aroma Fresca

Aroma Fresca(アロマフレスカ)は、私が一番好きなイタリアン。
まず、美味しいこと。 次に、料理の盛り付けがいつもきれい。
コースの品数がちょうどいい。 きめ細かなサービスがさりげない。
すべてが第一級なのに、値段は安くはないが、リーズナブル。
今回も大満足でした。

まず運ばれてくるのは、毎回オリーブの実。 スッキリ、舌を整えて…

いつもなら3~4種類のアミュズがでてくるが、今回はいきなりパスタ。
ジャガイモソース、夏トリュフのカッペリーニ。 ブッラータチーズと生ハム添え。
ビシソワーズにそうめんを加えたような、おつな味。
いつもの定番サクっとした衣を纏った海老もよかったが、これもなかなか。

フレッシュトマトの香り高い初ガツオ。和風食材をイタリアンに大変身、これは出色の味。
口に入れた途端に、ホワっと広がるトマトの香り。まさに「アロマフレスカ新鮮な香り」。ああ、美味しい。

これも出色の皿。 稚鮎とソバージュアスパラ、蓼(たで)の香り。
野性のアスパラを川の流れに見立て、2匹の稚鮎が泳ぐ盛り付け。
揚げた鮎のかすかな苦味が味を引き締める。
和風食材の初ガツオと稚鮎をイタリアンに大変身させたマジカルな2皿で、もう大満足。

いつも思うが、ここのパンはどれもしっかり美味しくて、さりげなくテーブルに運ばれてくるのがいいな。

パスタコースの1(今回はアミュズがカッペリーニだったのでその2?)はカスベと黄ニラのパスタ。
カスベは北海道のエイ、ヒレのあたりの軟骨の歯ごたえが新鮮。

パスタその2(3?)は、ジャガイモのラビオリ、バジリコ風味。
ビシソワーズにつづいて、またジャガイモ?と思いましたが、バジリコが利いて美味しかった。

魚料理は、皮コンガリ、身はぷっくりのハタのポアレ。まさにプロの焼き具合。
新蓮根の素揚げとすりおろし揚げにフレッシュトマトのかおりづけ。

口直しのシャーベット。

メインは和牛のアロマフレスカスタイルのステーキ。
60℃の低温調理で1時間、肉の風味を存分に引き出した定番。私はステーキでNo1というくらい好き。
今回は、つけあわせのヤングコーンとヒゲの丸揚げも楽しい。

デザートは、3種類の中からマンゴプリンとオレンジ。
トロピカルな香りがフレッシュ、ここでもアロマフレスカ。

原田慎次オーナーシェフと。
ミシェラン一つ★のシェフだけじゃなく、TV料理番組の審査員としても人気者ですが、
この柔和な顔で、同じビルの同フロアにもう1店、京都にも支店を持つやり手経営者でもある。
長年通っているが、なぜここがミシェラン★★じゃないのか、いつも思う。
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