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【こころの薬73】 人生を支えてくれた杖言葉 (我欲編)

古希を迎えて、はや2か月近く…
われながら、好き放題やってこられたのも、
ドラムスコ的人生の歩みを支えてくれた、数々の「杖ことば」のおかげ。

今回は「我欲のコントロール」についての杖ことば。

われも良かれ 人も良かれ
われは、人より、ちょっと良かれ

(某料亭の女将の人生訓)

相場の神様と呼ばれ、利殖コンサルタントとして名声を博した故高島陽先生から伺ったことば。
金儲けに血走っている人たちに、大事な心がけとして、先生、ニヤッとしながら
「本間ちゃん、人よりちょっとよかれ、がいいだろう!」と教えてくれました。

お金は多くあったほうがいいに決まっていますが、
「利他」の心がけを、キレイゴトじゃなく言い当てていると感心。

「働くは、はたを楽にさせること」などより、本音でうなずけます。
私は、「ちょっと」に、我欲の絶妙な出し具合を感じて、これまでの杖言葉のひとつに。

我欲の出し方については、別の杖言葉も。

湯船の教え
(二宮尊徳「二宮翁夜話」)

二宮尊徳は、柴木を背負って本を読む少年像しか思い浮かばない人が多い。
長じて、身長180cm以上、威風堂々の大丈夫になったが、
窮乏する藩を次々に財政再建した名経営コンサルタントでもあったことは知られていないようです。

晩年の尊徳を慕って、さまざまな藩から若い藩士が教えを請いに尊徳宅を訪ね、
尊徳が夜な夜な語って聞かせた訓話を、後世に集めたものが「二宮翁夜話」。
座右の銘として心すべき話が多いのですが、これは「利他」はすなわち自分に還るという話。
翁はこう語っています。(ドラムスコ意訳)

世の中には金持ちなのに満足することを知らないで
どこまでも利を追い求め不足ばかりを口にしているものがいるが
これはちょうど、湯船の中でかがまないで立ったまま、
湯が浅い、ひざまでもないと怒鳴っているようなものだ。

かがめばすぐお湯に肩までつかって満足するのに。

湯船のお湯を自分のほうにかくと、湯はこちらへ来るように思う。
だが実はみな向こうに流れかえってしまう。

これを逆に向こうのほうに押してみると、
湯は向こうに行ってしまうように見えて、実はこちらに流れ帰ってくる。
少し押せば少し帰り、強く押せば強く帰る。

これが天理というものじゃよ。

含蓄のある話でしょ。
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