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松茸と子持ち鮎

先月行った京懐石「菊の井」が、実に美味しかったので、
某著者との打ち合わせを、この店で。

今回もすばらしい料理が8品ほど出てきましたが、
とくに季節を感じさせる松茸。岩手産だそうで、香りもまずまず。
まずは定番の土瓶蒸し↓。
20101015 菊の井 013 松茸土瓶蒸し 18cm
20101015 菊の井 016 松茸土瓶蒸し 16cm
さすがの濃厚なのにしつこくない出汁に、松茸の香り…ああ、秋だ!
松茸もタップリ入っていました。

今回のエンタテインは、子持ち鮎。
まずはピチピチはねている生きた鮎をテーブルまでもってきて見せてくれます。
それを焼いて食わせてくれるのですが、
焼きあがると、↓のように小粋な盛り付け、取り分ける箸も凝っています。
20101015 菊の井 020 子持ち鮎 18cm
この焼き具合がまたバツグン。
表面の芳ばしさ、塩フリ加減で引き出される鮎独特のほんのりした甘さ。卵のホコホコ感。
久しぶりに、とびきり美味い鮎を味わいました。一人2匹だけでしたが、しあわせ。
器も渋くて好みだった。
20101015 菊の井 023 18cm
締めは、松茸御飯。
例によって一人一合ずつ、その都度、土釜で炊いて食わせてくれます。
松茸がタップリ入って、甘さを抑え香りが引き立つ美味。
さすが一流が料理した旬の味、食う人になんともいえない幸せをかんじさせてくれます。
20101015 菊の井 031 16cm

もちろん先付けから煮物はじめ、他の料理も季節感あふれてすばらしかったのですが、省略。
そうそう、「ほうじ茶」味のアイスクリームも特筆ものだったな。

先日紹介しましたが、念のため、お店の電話と住所を再び。
菊の井 赤坂店》
昼は京懐石 10500円のみ。
港区赤坂6-13-8
電話 03-3568-6055


特筆といえば、このお店のサービスも一流…


変にでしゃばらず、さりげない目配り。
お客が食事を楽しく味わうように、実にタイミングよく次の皿が出てくる。

料理の写真を撮ることを嫌がる店もあるが、ここはどうぞどうぞの姿勢。
残った御飯は、ちいさなおにぎりの折り詰めにしてくれるし、
先付けのお盆に飾られたススキの穂をお土産に持ち帰るお客も。

こういうおもてなし精神は、パリのアランデカキュスのお店とも通じる。
世界的に知られる超名店なのに、「店内で写真なんて」とビビル仲間の心配をよそに、
われわれの食事している様子を、お店の人が快く写真にとってくれたっけ。
それも「こっち向きのほうがバックがいい」なんて向きを変えさせたり…

日本料理だから、ミシェランの2つ☆評価なんてどうでもいいだろうが、
フランス人も、ここの料理と見せ方、食わせ方、ホンモノのサービスにビックリというところか?

私は美味でも、偏屈で威張る店はノーサンキュー。
いくらドラムスコでも、大声で騒いだり、フラッシュ写真を撮ったりはしません。
ところが、たいした器でも、盛り付けでもないのに、お写真はご遠慮くださいとか、
見掛け倒しでホスピタリティのないお店は、文句は言わないが二度と行かないだけです。

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Comments

by どら

<MISTYさん
結局、サービスする人自身が心豊かだと、
自然にホスピタリティ精神にあふれてくるのかなあ?
小さなお店で、そんな心を感じるとうれしくなるよね。

Comment#4068
  • 2010-10-30(Sat) 09:59:52
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もてなしの精神って・・ by MISTY

ほんの少しの心配りと優しさ・・
結局は 自信がないとできないんだと思うの

街の小さな喫茶店だって 高級レストランだって
客のちょっとしたわがままを聞いてくれたり(もちろん追加料金無しでね)
好みを覚えていたりしてくれると
また来ようと思いますよねぇ~

Comment#4067
  • 2010-10-29(Fri) 11:39:41
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