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文句なしの美味 京懐石の名店「菊の井」

今年手がけた本が増刷となって、印税がちょこっと。
そこで恒例、出版スタッフに豪華ランチをおごる食事会。

今回は、6人で京都の名店「菊の井」の赤坂店へ。
東京にある京懐石料理ではトップクラスの噂で、あのミシェランも2☆。

結果は、期待を大幅に上回る美味しさでした。
味はもちろん、季節感、見せ方、器、サービスのどれをとっても、
ここ数年で、いちばんの日本料理じゃないかなあ。

ではでは、9月の昼懐石全メニューをご紹介。

【ウエルカムドリンク】日本酒
まずはおしゃれな木の器に、辛口の日本酒をちょっぴり。
ありきたりの梅酒じゃないところ、次に出る料理の期待ちょっとアップ。
20100910 菊の井 赤坂店  008 ウエルカムドリンク 12cm

【先付】胡桃豆腐 山葵餡 デラウエア
20100910 菊の井 赤坂店  011 先付 胡桃トウフ 山葵あん 19cm
かかっている餡の山葵風味がなんともいえない深い味に、まずビックリ。
デラウエアは皮付きとむいたものが混在していて、小さなブドウの甘みが、上品な豆腐と餡に変化をつけ、
これまでに口にしたことのない料理に、「お~~、旨いねえ」と自然に声が出る。

【八寸】鯖寿司 鮎うるか いくら 焼き栗 鱧の子煮凍り 新銀杏  20100910 菊の井 赤坂店  014 八寸 カゴ 16cm
かわいい虫かご↑が登場。それを見るだけでも一同から歓声があがる。
造りがシッカリしていて、ちゃんと入り口も開くホンモノ仕様。
20100910 菊の井 赤坂店  019八寸 鯖寿司 アユうるか、いくら、焼きクリ 鱧の子に 銀杏芋 19cm。jpg
虫かごを取り除くと、料理が現れて…これぞエンタテイメント、日本料理!日本の文化!
上品な彩り、鯖寿司も絶品。鱧の子は落雁に見立てたおしゃれなつくり。
今年初の丹波の焼き栗は、砂糖で甘みを強め、銀杏とのバランス絶妙。
虫かご容器が、単なるこけおどしにならない、それぞれの美味に感激です。

【向付】
明石の天然鯛 太刀魚 菊花酢漬け より独活
20100910 菊の井 赤坂店  023 向こう付け 明石天然鯛 太刀魚 19cm
お造りは、天然の鯛と太刀魚。
みなさん「身がしまっていておいしい」を連発、私はもうちょっと天然の甘みがほしいような。

【向付2】こしび 黄身醤油
20100910 菊の井 赤坂店  024 向こう付け2 こしび(マグロの幼魚)卵黄醤油 19cm
「こしび」は、マグロの幼魚だそう。
卵黄をといた醤油で食うと、サッパリした身とネトッ~とした食感が新鮮です。

【煮物】鱧の豊年椀 松茸 つる菜 三日月豆腐 松葉柚子
20100910 菊の井 赤坂店  027 煮物椀 ハモ 松茸 つる菜 三日月豆腐 19cm
これまた絶品。
えもいわれぬ出汁の深さと上品さ、細心にして大胆。こんな美味しいお椀は初めて。
板さんが「私もこの数ヶ月でいちばん旨いと思います」というほどの会心の作のようで。

【焼物】焼き雲丹 蛤貝殻盛り なるとわかめ
20100910 菊の井 赤坂店  031 焼きうに なるとわかめ 16cm
タップリの雲丹。わかめとの相性もよく、バランスのとれた一品。
しかしこれだけの雲丹、私はナマで食いたかった。

【強肴】鰻豆腐 菊菜餡 菊花 山葵
20100910 菊の井 赤坂店  040 ウナギ豆腐 菊菜あん 19cm
これも後まで記憶に残る、感激の逸品。
きれいな緑色の餡は春菊ベースだそうで、これが絶妙の味。
鰻の濃い味と豆腐や餡のバランスは、高級フレンチも吹っ飛ばすような、奥深い味。

【御飯】鳥御飯 栗 三葉
20100910 菊の井 赤坂店  042 釜炊き 16cm
すでに満腹状態のところへ、陶製の御釜が…
え、え~~!一人あたり一合の炊き込みご飯ですと!
板前さんが、炊き上がったばかりの御飯を盛り付けてくれます。

20100910 菊の井 赤坂店  048鳥御飯 16cm
これまた異常に旨いんだなあ。鶏の風味と栗の芳ばしさが絶妙。
腹一杯なのに、ちゃんと味わえるから不思議です。
私は思わずお替り!でもうんと少なめで↑。

メンバー一同、茶碗一杯で降参、もったいないから持ち帰れないか訪ねると
心よく、きれいなおにぎりの折り詰めにしてくれました。
そんな心遣いも気持ちいい。

【止椀】百合根すり流し
20100910 菊の井 赤坂店  046 止椀 ゆりねすり流し 16cm
御飯につく吸い物。もうカンベン。
若いメンバーは、これまた美味しかったそうです。

【水物】無花果と紅茶のパフェ 巨峰 ミント
20100910 菊の井 赤坂店  051 水物 いちじくと紅茶のパフェ 19cm
これまた絶品。他では味わったことのないデザート。
なんといっても紅茶の風味が、無花果やブドウと優雅にからみあって…
満腹なのに、一同ペロり! 最後まで感動の味でした。

フレンチ、トルコ、中華の世界三大料理に負けない、トップレベルの味とサービス。
すべての料理に季節感を演出して、器の相性が味を引き立てている。
噂に聞いてましたが、「菊の井」さん、すごいです。

ご予算は、昼は懐石@10500円のみ。
飲み物やなんだかんだで13000円程度。
(夜は、最低15000円から2~3万円の予算が必要。)
それでも高いと感じさせない、日本伝統文化の味。特別な日や記念日におすすめです。

【菊の井 赤坂店】
港区赤坂6丁目13番地(赤坂5丁目交差点から2分)
TEL 03-3568-6055


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Comments

by どらむすこ

<きなこさん
京都のお店はいろいろ行きましたが
400年の歴史を示す門、魯山人の器(もっとも一般客には?)…
平八茶屋も特徴があっていいですよ。

Comment#4021
  • 2010-09-18(Sat) 09:12:36
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by きなこ

羨ましいっす。
私も華の独身時代は京都の菊の井本店のランチに行きました。
しかし、懐石ではなくお弁当スタイル…
京都には京懐石の良いお店たくさんありますよ。是非いらしてくださいね~

Comment#4020
  • 2010-09-17(Fri) 21:50:20
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