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総花的だが見ごたえ十分 Boston美術館の至宝展

20170905 Boston美術館展 21cm DSC04863

上野の東京都美術館で開催している
「ボストン美術館の至宝展」に行ってきました。

今回の目玉は、ゴッホの郵便配達夫ルーラン夫妻の2点。

201708 Boston フィンセント・ファン・ゴッホ『郵便配達人 ジョゼフ・ルーラン』1888年 21cm 205247
「郵便配達人 ジョゼフ・ルーラン」1888年

なるほど、ゴッホ。 ルーラン夫妻の絵を何通りも描いてますが、
表情と、左手が印象的。とにかく、色がきれいでした。

201708 Boston ・ゴッホ『子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人』1889年 21cm 20161009205806
「子守唄、ゆりかごを揺らすオーギュスティーヌ・ルーラン夫人」1889年

背景の繰り返しパターンが気持ちいい。

ほかにもメジャーな作家の佳作や現代絵画、日本に里帰りした傑作やエジプト彫刻などいっぱい。
中でもドラの印象に残ったのは…

201708 Boston ルノアール『陶製ポットに生けられた花』1869年頃 21cm
ルノアール「陶製ポットに生けられた花」1869年

ルノアールの描く花、ほんとうに美しいですねえ。
古典的な筆致なのに、画面の花々が輝いて新鮮に浮きだしてきて、やっぱりルノアール。

20170904 Boston美術館展 ホックニー Hgarrowbyhill1998 20㎝

デビットホックニーの「Garrowby Hill」1998年も素晴らしかった。
うねる道路、畑の区画が鮮やかな色彩で、まるで踊っているよう。まさにホックニーワールド。

201708 boston モネくぼ地のヒナゲシ畑、ジヴェルニー近郊』1885年 21cm

モネの「くぼ地のヒナゲシ畑」もきれいでした。ホックニーとはまた違う、やさしい魅力。

201708 Boston エドガー・ドガ『腕を組んだバレエの踊り子』1872年 21cm -with-arms-crossed-min
ドガ「腕を組んだバレエの踊り子」1872年

ドガの未完成作品。未完ゆえの魅力を感じます。

201808 Boston ジャン=フランソワ・ミレー『洋梨』1862-1866年頃 21cm millet--pears-min
フランソワ・ミレー「洋梨』」1862年ごろ

風景の多いミレーが生涯3点だけ描いた静物画の1点。 小品ですが独特の存在感。

201708 Boston 曾我蕭白『風仙図屏風 』1764年 21cm 22155031
曾我蕭白「風仙図屏風 」1764年

201708 Boston 曾我蕭白『風仙図屏風 』部分 1764年 18cm bubunn soga-shohaku--transcendent-attaking-a-whirlwind-min

Boston 美術館は日本画のコレクションも有名。曾我蕭白の迫力あふれる傑作も来ています。
この写真ではわかりませんが、実際に観ると画面左側の龍の勢いが素晴らしい。


正直なところ、あまり期待しないで行ったのですが、
大好きなエジプト美術から東洋、日本、ヨーロッパ近代、アメリカ、現代美術まで、
同館の各部門からの出典は多少総花的ですが、見ごたえ十分。
お勧めの展覧会です。 10月9日まで。

私は平日の午後2時ごろ入りましたが、混雑も少なくユックリ鑑賞できました。



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