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ひさしぶりに幼馴染の花見会

20230328 市谷 桜 21cm _DSC1255

28日は花曇りのなか、2年ぶり、市ヶ谷のアルカディアで幼馴染の花見会。
同じ北海道小樽に生まれ育った80歳近いジジイが9人もよく集まりました。

20230328 高校花見 アルカディア 21cm _DSC1264 100

うっかりカメラの設定が、ソフトフォーカスになっていたので、この通りボヤーっと。
窓の外には、そろそろ散り出した満開の桜が見えたはずなのですが…
まるで数十年前のレトロな記念写真になっちゃいましたが、これもご愛嬌。

20230328 アルカディア 前菜 21cm _DSC1257
20230328 アルカディア スープ 21cm _DSC1261
20230328 アルカディア メイン21cm _DSC1269
20230328アルカディア デザート 21cm _DSC1271

いちおう、料理の写真も撮ったのでのっけますが…
3年ぶりに逢ったので、花より、団子より、「思い出話」。
昨年も、何人か仲良しが欠けて…
70年の付き合いだから、ジジイそれぞれの顔がいっそう愛おしく思えます。


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プチ自慢…WBC栗山監督と「人の用い方」

20230322 WBC 17cm 21204_0322120930_01_02

20230322 WBC 栗山監督 20cmDSC1031

ワールドベースボールクラシック(WBC)は、なんと日本の優勝!
根っからの運動音痴で、野球はまるでできないが、試合の観戦は大好きなドラムスコ、
日本での予選からマイアミの決勝まで、ワクワクドキドキ、たっぷり楽しませてもらった。

そこでプチ自慢…
実は栗山監督は、私が編集した本の熱心な読者のおひとり。
先日も週刊文春で、「人の用い方」が栗山監督の愛読書であることが紹介されていた。

人の用い方 12cm 

この本は、かつて りそな銀行の前身、埼玉銀行の専務をされていた井原隆一さんを著者に、
私が経営者向けにプロデュースした本で、いまも新訂版が出され驚異的なロングセラーとなっいる。

夜間中学しか出ていない井原氏が、都市銀行の専務に上り詰めること自体、稀有な例だが、
独学で学んだ中国古典の見識は、栗山監督の心に深く届いたそうで、
「人の用い方」の朗読テープを、車を運転しながら5年間聴き続けたという。

そして日ハム監督時代に、大谷翔平さんの二刀流を積極的にバックアップし、
今回の激戦でも、不調の村上をスタメンで使いつづけて、ついに目覚めさせ、
ここぞの場面で山川の代打起用、周東の代走起用など、的確な采配が光る。
決勝では、キューバ戦で14点と圧倒したアメリカの強烈打線相手に、
大胆にも若手投手4人を起用し、7人の投手リレーも凄い。

マスコミやスポーツ評論家は、ダルビッシュのリーダーシップだけを強調しているが、
栗山監督の「人の用い方」なくして、今回の優勝はなかったのではないだろうか?

井原隆一 12cms1357

井原先生とは「社長の帝王学」を書いていただいて以来、表記の本をはじめ4冊を出版、
永いお付き合いとなったが、大銀行のトップにも関わらず、優しく穏やかな性格で、
一度も怒られた記憶がない。残念ながら2009年に逝去されたが、もし健在でこの話を耳にいれたら、
「あら、そうですか」とニッコリされたことだろう。

成功の実現 12cms

栗山監督には、ほかの本も愛読いただいており、
中村天風先生の「成功シリーズ」の大フアンでもある。
読書好きの大谷翔平さんが大リーグに行くとき、
「ぜひ読みなさい」と、天風先生の本を持たせてくれたそうな。

中村天風先生も、ほぼ無名で忘れられた存在から掘り起こして、
「成功の実現」という本にまとめて世の経営者に紹介したら爆発的なヒット、
ほかの出版社から関連本が100冊近く出されるブームとなった。

大谷翔平さんが、天風さんをどれほど読み込んでいただいているかはわからないが、
WBCでの大活躍を見るたびに、(おそらく天風先生の効果もあるはず‥)と勝手に思っている。

栗山監督、世界一おめでとうございます。そしてご愛読ありがとうございます。





10歳の孫手づくりのカップケーキとチーズケーキ

20230211 うめカップケーキ 21cm DSC9917 - コピー

真ん中のケーキ、
バナナとチョコチップの入ったカップケーキ
孫、10歳の女の子お手製!

美味しすぎて、一緒に並んだフォションの高級パンなんか、まるで目じゃない!

20230220 ウメ作成ケーキ20230219 梅お手製チーズケーキ  20cm3C68EEA1A22D4FB880E9171E37B1F906jpeg

と書いていたら、メールで別な写真が送られてきました。
またまた孫娘が造った、季節のフルーツを一杯乗っけたチーズケーキだそうで…
両親が食べてみたら、本格的な味でめちゃ美味しいんだそうで…

ただもう、ジジバカですいません。
それでも、嬉しいんで、書いちゃいます。

あらためて天風先生の教えに感謝

中村天風

今回の肺がん手術入院で、つくずく思ったことは、
中村天風先生の教えの凄さ

「一回しかない人生をいかに幸せに楽しく送るか」
「積極思想」、「ポジティブな生き方」を、実践論として説かれた天風先生。
20代も終わる頃、「天風哲学」に接し、「ほんとうにそうだ!」と感動、
以来40年以上にわたって実践してきたつもりですが…

確実に、その後のご気楽人生のベースとなって、

7年前に、前立腺癌を告げられたとき、
「あら、そうですか」と、まるで平常心。
後日、放射線治療中に同病のお仲間と雑談していると、
「目の前が真っ暗になった」「ショックで何日も眠れなかった」等
癌宣告されて、みなさん大変な思いをされたようで…
改めて天風哲学の凄さを実感した記憶があります。

今回も、肺がんと喉頭がんの2つの癌を告げられて、
「やはり、そうですか」と、われながら驚くほどの平常心。
喉頭癌の名医松浦先生、あまりに平気な顔を見て、
「声帯にできている癌は初期だが食道にまでいっている可能性もある」
「2~3か所怪しいところがあるから精密に診てみないと」と。

さすがに、CTやMRI検査の結果が出るまで、
「食道に転移していたら、旨い物がくえなくなるのかなあ?」
などと、ちょっとはQuority of Lifeの低下を憂いましたが…

「まあ、いま心配してもしょうがない。 天風先生は取り越し苦労厳禁だから」
「声が出なくなっても、これまでさんざん喋り倒してきたから、まあいいか」
ジタバタしてもしょうがない、
今のうちに美味いもの食っておくか
とすぐさま切り替え!

そして検査結果は、どちらの癌も「ステージ1」、
治療後は、声も出るし、飯も食える。
ドラム叩きやワンコとの散歩もいつも通り。

70年以上、健康運動にも感心なく適当に過ごしてきたのだから、
ここらで全身リフォームの絶好の機会。

さらにラッキーなことも
がん研究センターでの現在の肺がん手術待ち時間は、なんと「7週間」。
ところが、2つの癌があるおかげで、
転移しやすい肺がんを優先するにしても、喉頭癌治療が遅くなるのはまずいと、
肺がん手術の待機日程が、なんと5週間短縮。
手術は、最新の「完全胸腔鏡手術」で無事成功。

「不幸中の幸い」といいますが、
天風哲学を実践していると、
「おまけの幸い」にも恵まれてくるようです。

なお天風哲学については、このブログで何度もご紹介していますが
もし興味を持たれた方は、
過去の天風哲学の紹介記事について次の「追記」をご参照ください。












【こころの薬 88 】 美味しそうな「砂のケーキ」

20201011 砂場のケーキ 16㎝ DSC_6537

ワンコの散歩の通りがかりに発見、
近所の公園の砂場に、可愛い作品が残されていました。

20201011 砂場のケーキ 21㎝ DSC_6539

おそらく幼い娘とその母親が造ったのでしょうね、
近くで咲いていたオシロイバナを摘んで飾った、おいしそうな「砂のケーキ」。

親子の楽しそうな会話が聴こえてきます。

【こころの薬 87 】立場が逆だよ! 病院から送られてきた手づくりマスク

20200516 マスク 21㎝DSC2638

アベノマスクがまだ未着というのに、
宅急便で手づくりのマスクが届いた。

送り主は、なんと「川越胃腸病院」。
もう20数年、人間ドックでお世話になっている病院で、
院長の望月智明先生とは気心の知れた仲。

同院は、全国ベスト病院100、患者に優しい病院として知られ、
TVでもたびたび取り上げられたが、それにしても…

スタッフが造ったそうで、心のこもったマスク2つ。
本来なら日夜奮闘している医療関係者に、私が送るべきもの。
立場がまるで逆です。

さすが、「患者第一主義」をうたう病院。
それにしても、それにしても、
医療従事者が手作りのマスクを送ってくれる。
きれいごとを口にするのは簡単ですが、
この姿勢と心持、実行力に感動しました。

どんな時も、人並み以上に自分の快楽を追求するドラムスコ、
ただひたすら、頭を垂れるしかありません。






身に染みる高島陽先生の教え

高島陽 8cm 20080309113508

かつて「相場の神様」と呼ばれていた経済評論家、
故高島陽先生から30年以上も前に教わったことですが、

いま、95歳の義母が脳梗塞で入院している状況で、
つくづく本当だなあと思うことがあります。

毎年3~4回海外に出かけるのが趣味のドラムスコ、
2月にもなれば、今年前半の旅行先を決め、
ツアーの予約、単独の場合は航空便やホテルの予約をしている時期なのに、
義母の病状がいつ急変するかわからない状態では、
まるでその気になれません。

で、高島陽先生の教えとは…

これは、先生を師と仰ぐ経営者たちのゴルフコンペの時のことですが、

プレイを終えて一同で風呂に入っていたとき、
周りから
「ああ、もう駄目だ、50叩いちゃったよ」
「くそっ!なんであの時シャンクしちゃったんだ!」
「バンカーで2度やって出ないんだ、ああ、おれってセンスないなあ」
あちこちからグチが聞こえてくる。

すると大先生、ニヤリと笑って、
「本間ちゃん、こんな楽しいことやって、
愚痴言ったり腹立てたり。バチが当たるよねえ」

実は 先生のゴルフは決して上手じゃなく、いつもラウンド100越え。
それでも嬉しそうに回っていたなあ。

先生いわく、
「 そもそも、
数々の幸運に恵まれていなければ、
きょうゴルフなんてできないんだ。」


「まずね、
自分が健康なこと。病気じゃゴルフどころじゃないよ。
そして、
事業が順調なこと。大赤字で倒産しそう、事故発生で対応に追われちゃねえ。
それだけじゃないよ。
遊んでくれる仲間がいること。一人じゃ詰まんないものねえ。
まだあるよ。
身内も健康なこと。 家族が重篤で入院していたら来れないでしょう。」

「これだけの幸運に恵まれて、ゴルフがやれるんだ。
文句なんて言っていたらバチが当たるよ」

確かにそうだなあ。さすがいいことおっしゃるなあ。
以来、今日まで心の隅に止めていましたが、

義母の入院で、今年前半の海外予定が立てられず、
この時の先生の教えを改めてかみしめているこのごろ。

高島先生には、ほかにもたくさんのことを教わりましたが、

「われも良かれ、他人(ひと)も良かれ。
他人よりわれは、ちょっと良かれ」

も、我欲制御の教えとして、今も心掛けています。

おもえば、これまで素晴らしい方々との出会いに恵まれていました。
本当に幸運でありがたいことです。