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96歳、天寿を全うしました

私の母親が、老衰のため10日間入院していましたが、
小康状態から重篤を何度か繰り返し、眠るように亡くなりました。

96歳、まさに天寿を全うした大往生でした。
19日に近親者だけで葬儀をすませましたが、
孫やひ孫などまで一族30人以上が集まり、和やかなお葬式になりました。

#33 ミエばあ 最終ヴァージョン 14cm 024

この人形は、母が90歳のとき、卒寿のお祝いに私が造ったものですが、
家に誰かが来ると、ちょっとおしゃれをして、
「もうお腹いっぱい」と言われても、冷蔵庫にあるものすべてを出し切るまで、
おもてなししないと気が済まない様子を表して、本人も気に入ってました。

いまは、仏壇に飾って、みんなを笑わせてくれています。






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日本人はどこから来たのか?

この本は、実に面白かった。

いま進行している自分の出版プロジェクトとは
まるで関係ないテーマの本なのに。

「日本人はどこから来たのか?」
海部陽介 文芸春秋社 2016年2月刊

20160310 日本人はどこから来たのか 14㎝ DSC04235

2000年代に入ってから、DNA鑑定技術の進歩と相次ぐ新たな化石と遺跡の発掘によって、
10万年前、アフリカで誕生したわれわれのご先祖ホモサピエンスのたどった道が
かなりの精度で明らかになってきた。

この本は、そのホモサピエンスが、38000年前に初めて日本に上陸するまでの実証研究。


ジャワ原人 02

今から去ること20年前の1996年、
インドネシアの国宝で門外不出のジャワ原人の頭蓋骨の実物が上野博物館にやってきましたが、
ご先祖さまのオーラに圧倒されて、2回も観にいってしまったドラムスコ。

第二次世界対戦中に行方不明になってしまった北京原人の頭骸骨は、もう実物を観るよしもないが、
当時は、てっきり彼等が我々の祖先と思い込んでいた。

とんでもない間違いでした。

i人類の進化 19㎝252894


猿から猿人~原人~旧人~新人に進化…同じといっても、
原人は、我々の祖先の「新人=ホモサピエンス」とはまるで別系列なんだって。
ジャワ原人、北京原人、ネアンデルタール原人は
新人と入れ替わるように絶滅していたのだそう。
(ただ、DNA鑑定では、原人の末期に新人と多少の混血がみられるそうですが。)

われわれの祖先は、10万年前にアフリカで誕生した新人「ホモサピエンス」。
(そんなことも知らなかったの?と笑われそうですが。)

アフリカで発祥した人類の祖先ホモサピエンスが、、10万年前にアフリカを出て、
地球上に拡散。 45000年前にヨーロッパでクロマニヨン人となり、
同じころアジアに進出、45000年前には極寒のシベリアに住んでいたことも判明している。

そして
48000年前にヒマラヤ山脈で北と南に分かれて…
1万年後にユーラシア大陸の端っこで再び合流、
その末裔が、
38000年前に、北海道、対馬、沖縄の3ルートから日本に渡ってきたそう。
アフリカを出て6万年後のことだ。

最初の日本渡来ルートは対馬からだったと、著者は推定している。
当時の対馬は、日本とは地つながりでユーラシア大陸からの距離40キロ。
つまり我々のご先祖は、既に航海術を持っていたそうな。

その後、対馬から、当時最先端の狩猟道具となる黒曜石を探し求めて、
南は九州、北は関東まで集団が広がっていったという。

次いで3万年前沖縄ルートからも渡来、2500年前にシベリアから北海道にも渡ったという。

その後、地球が氷期から急激に温暖化、石器時代から16000年前、土器の縄文時代を迎え、
有史時代につながってくる。

新発見の化石や遺跡を検証して生まれた壮大なストーリーをワクワクしながら読んでいると、
わが人生のわずか70年のヒストリーの、なんとも「つかの間」にすぎないことか。




大腸ポリープの除去手術

20120903下剤 18cm 10450000

昨年10月の検査で、またもや大腸に怪しいポリープができていたので、
6か月以内に除去しようということで、1泊2日で、ポリープ除去手術を受けてきました。

もう4~5回目になる恒例行事のようなもの。

例によって2リットルの下剤を飲んで、大腸を空にし、内視鏡で摘出。
麻酔で寝ている間に手術、痛くも痒くもありません。

大腸はもっとも薄いらしく、ポリープを削り取った後は、しばらく運動や飲酒を避け、
静かにしていなければなりませんが、ジジイにとってはどーってこともありません。

つらいといえば、手術前日の昼と夜の検査食。ドロドロの流動食で、マズイだけ。
手術日も絶食なので、ほぼ2日、まともに食べられないこと。
もっとも、日常の暴食を考えれば、強制ダイエット、胃腸を休めるいい機会です。

出血などの症状を確認するため1泊して様子見。
ということで、昨日無事退院。

今回は、4個もとったそうで、これからもまだまだ出てきそうとの見立て。
これまでに除去したポリープの数は、おそらく10個を超えています!
私の腸は、まるでポリープの養殖場のようなものです。
親父が直腸癌でなくなったのですが、遺伝ですねえ。

退院直後のドラム叩きはダメというので、本日のアフタヌーンセッションはお休み。

アラコキになったら、前立腺ガン治療、ヘルニア手術と、病院通いが増えてきました。
体のあちこちにガタがきているのは、まあ「歳相応」ということでしょうねえ。

日本の良さを台無しにするお役所仕事

今年1月~3月まで、前立腺癌の放射線治療を45回受けて、おかげで完治したのですが、
先端治療法が昨年6月から保険適用となり、
保険がなければ150万円くらいかかるところ、保険適用で40数万円。

それだけでも、日本の健康保険制度はすごい!と感心していたら、
高額医療費については、月の負担額が8万円強を超えると、超えた分が、さらに払い戻される。
ということで、3か月の自己負担は25万円程度ですんじゃうことに。

現役時代は、税金の高さにうんざりしたものですが、
日本の医療制度はすばらしいなあ!と感心しきり…

ところが、その後がイケマセン!

いつまでたっても、払い戻しがありません。
3か月後に、確認のため地元の市役所に問い合わせたら、
「そろそろ通知が行くはずです」と。

それから、さらに3か月。そういや払い戻しの通知がないなあ、
そこで再度問い合わせたら…
「一度、県庁にまわってからこちらに来るので」と。

税金の支払い督促は電光石火なのに、
支払うとなったら、スーパーお役所仕事。


まあ、しょうがないねえと忘れていたら、
来ましたよ。なんと9か月後の10月末に。
「1月分の高額医療費差額の払い戻し通知」

文面にいわく…
「10月31日までに、医療費の領収書、印鑑を持って、市役所の窓口に来て申請してください」
「申請が遅れると、手続き上、払い戻しが3か月以上遅れます」

土日を除くと、締め切りまで残すところ4日しかありません。
9か月もノンベンダラリしていて、4日のうちに申請しないと、さらに3か月遅れる!

お役所仕事は健在です!
腹が立つというより、あきれるしかありません。

もっとも隠居の身のドラムスコ、さっそく窓口に出かけました。

20141027 流山市役所 20㎝ 14220001

のんきそうに出てきた担当者に、
「今回は1月分の手続きをしなさいということらしいですが、2月3月も治療しているんですが」
と確かめると、
「それなら、通知が来月もあると思うので、その都度手続きしてください」とのお返事。

「9か月待たせて、1週間で窓口に来て申請しないと、3か月さらに遅れると書いてありますが、
これって、あまりに人をバカにしたお役所仕事ではありませんか!」
「こんな調子で2月、3月分も、再度窓口に来て手続きしなきゃならないんですか?」

担当者は、あわてて奥に引っ込んで、戻ってきません。
上の写真、室内にはたくさんの職員がくつろいで?いるのに、
私のコーナーには、誰も近寄ってきません。
別に、血相変えてスゴンだわけじゃないのですがねえ。

しばらくして、担当者が戻ってきて、
「こちらで、2・3月分もすべて申請して、再度手続きはけっこうです。」
払い戻し申請書に印鑑を押して終わり。領収書の確認も最初の2~3枚だけ。

日本の良さを台無しにする「お役所仕事」に、あきれた1日でした。

ご参考までに、

保険適用の高額医療の場合、月に82000円(市町村や個人所得によって差があり)以上は、
事前に、市町村の窓口で申請すると、超過分から病院で支払わなくてもすむそうです。
これだと、お役所仕事にあきれることなし。

治療を受けるときj事前申請の制度について聴いていたのですが、
いずれ戻ってくるならと、手続きしなかった私が悪いのです。
トホホ。

そうそう、放射線治療仲間の中には、
まるで「焼け太り」のようjなラッキーな方もいましたっけ。

お時間のある方は、万一の場合に備えて、こんな知識も…




【こころの薬72】 これまでの杖言葉の中から (その1)

古希をむかえて、ハヤ半月。
思えば、これまでお気楽人生を過ごせたのも、
家族はじめ多くの方々のサポートと
杖言葉があったから…

先日、ドラムスコ的生き方の指針となった

福沢諭吉 
戯れ去り 戯れ来たり おのずから真あり」  
(8月27日のブログ)

中村天風
 「積極一貫の成功哲学」  
(9月2日のブログ)

を紹介しましたが、ほかにも
人生を楽しく歩く支えとなった言葉があります。

天風哲学は「積極一貫」の思想ですが、
私が、積極的に日常を過ごす支えとなった言葉のいくつかをご紹介しましょう。


野火焼けども尽きず
春風吹いてまた生ず

(白楽天「古原草を賦し得て別を送る」)

白楽天2

私が現役のときに、ボスが好んで色紙に書いたことば。
出典は白楽天の詩ですが、なんとも元気が出る力強いことばです。


悲観は感情に属し
楽観は意思に属する

(アラン「幸福論})

アラン


フランスの哲学者アランの幸福論もまた、天風哲学に通じるおおらかな人生訓。
感情と意志の差は、あまりにも大きいと気づかされることば。


阿吽の闇 あうんのやみ
一瞬一撃の朝
(橋本夢道)
橋本夢道


昭和初期の俳人。プロレタリア運動で投獄されたときにときに義父から送られたことば。
同じ状況で天風先生は、「暗かったら、窓を開けろ」と言っている。
余談だが、夢道さんは、「あんみつ」を考案したことでも知られる。

挑むと逃げる
部首違いで正反対

(月島の魚屋さん)

なるほどねえ。うふふ。


人類にとって、最も恐ろしい生き物とは?

先日の日経新聞「データクリップ」で、おもしろい統計が目に入った。

この地球上で、「人間を殺す」もっとも危険な「イキモノ」は何か?
ライオンなどの猛獣、はたまた人食いサメか?

ライオン2

サメ2 20㎝

「年間を通じて最も人間を殺しているイキモノ」は何だと思いますか。

WHOなどのデータをもとに、ビルゲイツが分析したところによると、
サメによる死者は、世界で年間わずか10人ほど、
ライオンやワニよりも、回虫やサナダムシの方が死者はずっと多い。
おとなしそうにみえるカバやゾウによる死者は、アフリカだけで年間数百人にもなるんだそう。

そしてダントツ1位は、「蚊」!

一筋シマカ 20cm
ハマダラカ 20㎝7893331

毎年、世界で72万人が死んでいるそうです。
ハマダラカ中心に、マラリア原虫を運んで、いまでもアフリカで1分に一人の子供が死んでいるとか。


3位は、ヘビ。 やっぱりねえ。それでも年に5万人。

ガラガラヘビ20㎝

4位は、意外や犬。 

弱い犬 吠えるFotolia_440 20㎝


日本ではあまり考えられない狂犬病による死者が年間2万人も。
海外では、うっかり野良犬に近づけません。

ところで、2位は、人間
年間45万人の人殺し。交通事故なども入っているのでしょうが。

つまり人間にとって最も危険な地球上の生き物は、蚊と人間
ちょっと考えさせられる統計でした。




中国・韓国関連の2冊の本

1~3月の放射線治療通院の間、往復の電車でいっぱい本を読みました。

もともとベストセラー的な本には、企画参考以外には手を出さないドラムスコ、
今回はじめて「バカの壁」を手にしたり、人生論や中韓関係本など、話題になった本が中心。
往復で一冊読める新書がほとんどでしたが、
スレッカラシの私にとって、著者よりも編集者ペースの内容が目について、
読んでよかったと言えるものは10冊に1冊程度。

それでも次の2冊は面白かった。

まずは、石平さんの
「なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか」
という長いタイトルのPHP新書。

なぜ中国から離れると 石平 10cm 1106353166

古くは弥生時代から近代まで、
日本が繁栄し安泰であった時期は、
中国と断絶状態にあったとき


という歴史的な事実を端的に指摘。なるほど確かにそうだ。
これからの日中関係の視点として、心に留めておくべきだなあと思いました。

もう一冊は、室谷克実さんの「呆韓論」

呆韓論 10cm 9784819112352-B-1-L

やっかいな隣国について、なるほどとうなずける指摘。
韓国の問題点を過不足なくとりあげていて、頭の整理にもってこいでした。

左傾大新聞の、「みんなと仲良く」的な幼稚発想の害毒
(といっても、この数十年、精神衛生上、A新聞やM新聞は読んだことがありませんが
系列TVの報道姿勢で、十分にうかがわれます)
から免れるためにも、一読の価値があると思いました。

左傾マスコミは、まるで中国や韓国の代弁者のように
「右傾化日本」のレッテルを張りたがっていますが、
アジアで反日的なのは中国と韓国だけのようで、他の国々は総じて日本に友好的。

最近は中韓でタッグを組んで日本を貶めることに躍起です。
厄介な2国にわざわざ喧嘩を売ることもないでしょうが、
仲良くすることもないように思うのですがねえ。

それにしても、すでに100年前に福沢諭吉が「脱亜論」で、
日本が謝絶すべき「アジア東方の悪友」として
中国韓国を挙げているのは、まさに卓見ですねえ。